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むかわ町震災アーカイブについて

台風第21号により強風が吹き荒れた平成30年9月5日の北海道。対応を終えたむかわ町役場職員が帰宅の途につき始めたのはその日の夜遅くのことでした。

そこから数時間後、日付をまたいだ平成30年9月6日午前3時7分59.3秒、まだ暗闇につつまれた夜明け前。

北海道胆振(いぶり)地方中東部を震源とする巨大地震が発生しました。むかわ町の最大震度は6強。北海道で観測史上初めて最大震度7を観測したこの地震は「平成30年北海道胆振東部地震」と命名されました。

そして時は過ぎ、あれから5年。
災禍を経験した私たちむかわ町は、記録と記憶を風化させず多くの皆さんに語り継ぐため、その経験をインターネットで公開し、後世に残すこととしました。

でも・・・町で策定した復興計画の計画期間は令和7年度まで。実はまだ、むかわ町は復興途上なのです。

この震災アーカイブページでは、あのとき何が起きて、どのように応急対応から復興までの道のりを進んできたのか、資料、画像、映像を交えながら、多角的な視点から記していきます。

町民の皆さんをはじめ、取材対応、資料提供をいただける方を随時募集しながら、1本1本の記事を大切に作り上げていきますのでご一読いただければ幸いです。