北海道むかわ町

一級河川鵡川(むかわ)が縦断し、「森」「川」「海」すべてとふれあうことができる「人と自然が輝く清流と健康のまち」北海道むかわ町の公式noteです。

北海道むかわ町

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マガジン

  • むかわ町震災アーカイブ

    平成30年北海道胆振東部地震からの復旧・復興の過程を後世に伝えるアーカイブページです。

記事一覧

むかわ町復興計画

厚真町・安平町・むかわ町平成30年北海道胆振東部地震記録誌

臨時災害放送局(FM)

官民が連携した被災者支援の取り組み

鵡川高等学校生徒寮の再建

平成30年北海道胆振東部地震に関する町長メッセージ

むかわ町復興計画

地震発生からおよそ2ヶ月が経過した平成30年11月11日、四季の館に開設していた避難所を閉鎖し、生徒寮が被災した鵡川高等学校の生徒が避難する生涯学習センター報徳館も同年12月21日に閉鎖され、避難所運営業務が終了しました。 ここから復興計画策定に向けた動きが本格化します。 発災から1ヶ月後の平成30年10月6日より、庁内全職員による「復興推進プロジェクトチームが発足、平成30年12月27日には「むかわ町災害復興推進本部」を庁内に設置し、復興計画の本格的議論を開始しました。

厚真町・安平町・むかわ町平成30年北海道胆振東部地震記録誌

北海道胆振東部地震による被害の大きかった厚真町・安平町・むかわ町の3町では、災害の記憶を風化させることなく教訓として次代に継承することを目的に、合同で記録誌を制作し、令和3年3月に発行されました。 ここではむかわ町部分について紹介していきたいと思います。 記録誌は上のリンクから閲覧することができます。むかわ町部分は「厚真町・安平町・むかわ町北海道胆振東部地震記録誌(その4)」、資料編は「厚真町・安平町・むかわ町北海道胆振東部地震記録誌(その5)」から確認することができます

臨時災害放送局(FM)

臨時災害放送局とは、災害時に市町村によって開設される臨時のFMラジオ局です。 大規模な災害発生時に住民の皆さんに情報提供する手段として、過去に発生した大規模災害で運用されてきました。 むかわ町も北海道胆振東部地震発生後、北海道総合通信局などから紹介を受け、9月19日から9月30日まで「むかわさいがいFM」を開設しました。 開設にあたっては北海道内のFMラジオ局、東日本大震災の際開局された臨時災害放送局の運営スタッフによる支援を受けたほか、パーソナリティや番組制作のネタ集め

官民が連携した被災者支援の取り組み

北海道胆振東部地震から3ヶ月後の平成30年12月、巡回ドック受診者を対象に「こころの健康アンケート」が実施されました。 アンケートの結果、50~60歳代の女性にストレス度の高い「ハイリスク者(医療、福祉の専門対応が直ちに必要な人)」が多く、音や揺れへの過敏性、睡眠不調などがみられました。 支援者による情報共有会議で「ハイリスク予備軍を含めた住民全体の心の健康状態の把握」がむかわ町から提起されたことをきっかけとして、被災直後から被災者支援にあたっていた社会福祉法人むかわ町社会

鵡川高等学校生徒寮の再建

高校振興対策の一環として、むかわ町では北海道立鵡川高等学校に遠隔から進学する生徒向けの生徒寮を町営で開設しています。 生徒寮は、地元企業が建設した社員寮を町が購入したものでしたが、胆振東部地震により基礎杭と基礎コンクリート部が破断し、半壊判定を受けてしまいました。 寮が使用できなくなると遠隔から進学してきた生徒の受入ができなくなることから、再建の方向で国などと協議を始めたものの、再建までの間の「仮設生徒寮」の建設については、毎年度生徒が入れ替わり、被災者以外の生徒も入居する

平成30年北海道胆振東部地震に関する町長メッセージ

平成30年9月6日の地震発生以降、毎年9月6日に町長がメッセージを発信しています。 これまで発信されたメッセージでは、共通して「多くの皆さんの支援を受けてきたこと」「懸命に復旧・復興に取り組んできた町民の皆さんに対する感謝」が述べられており、支援の力と町民の皆さんの存在が、復旧・復興の大きな力になってきたことが強く読み取れます。 ここでは、震災からの復旧・復興の状況について、毎年の町長メッセージから読み取ってみたいと思います。 1胆振東部地震から1年を迎えての町長メッセージ