北海道むかわ町

一級河川鵡川(むかわ)が縦断し、「森」「川」「海」すべてとふれあうことができる「人と自然が輝く清流と健康のまち」北海道むかわ町の公式noteです。

北海道むかわ町

一級河川鵡川(むかわ)が縦断し、「森」「川」「海」すべてとふれあうことができる「人と自然が輝く清流と健康のまち」北海道むかわ町の公式noteです。

マガジン

  • むかわ町震災アーカイブ

    平成30年北海道胆振東部地震からの復旧・復興の過程を後世に伝えるアーカイブページです。

記事一覧

臨時災害放送局(FM)

官民が連携した被災者支援の取り組み

鵡川高等学校生徒寮の再建

平成30年北海道胆振東部地震に関する町長メッセージ

臨時災害放送局(FM)

臨時災害放送局とは、災害時に市町村によって開設される臨時のFMラジオ局です。 大規模な災害発生時に住民の皆さんに情報提供する手段として、過去に発生した大規模災害で運用されてきました。 むかわ町も北海道胆振東部地震発生後、北海道総合通信局などから紹介を受け、9月19日から9月30日まで「むかわさいがいFM」を開設しました。 開設にあたっては北海道内のFMラジオ局、東日本大震災の際開局された臨時災害放送局の運営スタッフによる支援を受けたほか、パーソナリティや番組制作のネタ集め

官民が連携した被災者支援の取り組み

北海道胆振東部地震から3ヶ月後の平成30年12月、巡回ドック受診者を対象に「こころの健康アンケート」が実施されました。 アンケートの結果、50~60歳代の女性にストレス度の高い「ハイリスク者(医療、福祉の専門対応が直ちに必要な人)」が多く、音や揺れへの過敏性、睡眠不調などがみられました。 支援者による情報共有会議で「ハイリスク予備軍を含めた住民全体の心の健康状態の把握」がむかわ町から提起されたことをきっかけとして、被災直後から被災者支援にあたっていた社会福祉法人むかわ町社会

鵡川高等学校生徒寮の再建

高校振興対策の一環として、むかわ町では北海道立鵡川高等学校に遠隔から進学する生徒向けの生徒寮を町営で開設しています。 生徒寮は、地元企業が建設した社員寮を町が購入したものでしたが、胆振東部地震により基礎杭と基礎コンクリート部が破断し、半壊判定を受けてしまいました。 寮が使用できなくなると遠隔から進学してきた生徒の受入ができなくなることから、再建の方向で国などと協議を始めたものの、再建までの間の「仮設生徒寮」の建設については、毎年度生徒が入れ替わり、被災者以外の生徒も入居する

平成30年北海道胆振東部地震に関する町長メッセージ

平成30年9月6日の地震発生以降、毎年9月6日に町長がメッセージを発信しています。 これまで発信されたメッセージでは、共通して「多くの皆さんの支援を受けてきたこと」「懸命に復旧・復興に取り組んできた町民の皆さんに対する感謝」が述べられており、支援の力と町民の皆さんの存在が、復旧・復興の大きな力になってきたことが強く読み取れます。 ここでは、震災からの復旧・復興の状況について、毎年の町長メッセージから読み取ってみたいと思います。 1胆振東部地震から1年を迎えての町長メッセージ